SSブログ

WMWifiRouter on EM-ONEα [EM-ONE]

2008/04/02 WMWifiRouter Ver1.01 にてEM-ONE対応となりました。 -------------------------------------

巷で噂の WMWifiRouter をEM-ONEαで使ってみたく、
いろいろ試してみた結果稼動させる事ができた。

WMWifiRouter の動作前提条件となるICSが
EM-ONEαにはファイルが存在するのにWM6 Classicでは稼動しない。
ICSで接続しようとすると、
> 接続できません。
> [電話が正しく設定されていること、サービスが利用できること・・・・・・やり直して下さい。]

なるほどWMWifiRouter の動作環境に [not Classic!] と書いてある訳だ。
だったらWM6 StandardとClassicの違いをなんとかできないかとレジストリを眺めてみる。。。

電話機能周りを眺めてみると、
> [HKEY_LOCAL_MACHINE\System\State\Phone]
> "Status"=dword:00000000

X02HT等、WM6 Standardはキャリアらしき値が入ってる。
(実際にはアンテナ状態でも変わりそう)
SoftBankらしき値をいれてみる。
> "Status"=dword:009000a0

ファイル ':MSCprog'を開けません・・・云々のメッセージとともに
WM6 Standard純正のアンテナアイコンがでてきた。
もしやと思い。。。 ICSを稼動させると。。。接続できました!
その後、WMWifiRouter 0.91も接続する事ができました。

ただしリセット等、再起動をするとレジストリの値が初期化されてしまうようです。
ちょっと面倒ですが、スタートアップにレジストリファイルでも登録しておけばよいかと。
W-ZERO3等他のWM6 Classicでも動きそうな感じですね。

---------------------------------------
追記:
[HKEY_LOCAL_MACHINE\System\State\Phone]の値は、
"Status"=dword:000000a0
にすると「電話:サービスは利用できません」と
EM-ONEっぽい表示内容なので個人的には A0 がよいかなと。
---------------------------------------
追記2:
・[HKLM\System\State\Phone\Status] ← 電話状態(回線種別+アンテナ状態)
・MSCprog ← 電話アプリ
電話アプリはEM-ONEにはないのでエラーメッセージ回避は難しそうです。
---------------------------------------
追記3:
レジストリ変更後のエラーメッセージ回避ができた。
[HKEY_LOCAL MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Shell\Rai\:MSCprog]
 "0"=MSCprog
 "1"=cprog.exe
上記レジストリを設定すると、cprog.exe をエラーメッセージを表示するタイミングで読みにいくので、
何も処理をしないダミーのcprog.exeをwindowsフォルダーに用意すればOK。
---------------------------------------
追記4:
WMWifiRouter を EM-ONEαで使用する場合は、
起動する前に内蔵ワイヤレスLANをONにしておく必要があります。
(無線LAN関係のレジストリが破壊される為。復旧にはフォーマットする必要あり)


2008/03/03
+++ これらのICS関連の設定を行うアプリケーションを作成しました。+++
em1ics helper v0.01
http://side-mountain.blog.so-net.ne.jp/2008-03-03





このブログの更新情報が届きます

すでにブログをお持ちの方は[こちら]


この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。